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noteエンジニアチーム 公式マガジン

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noteエンジニアの技術記事をまとめたマガジン。さらに技術記事を読みたい方はこちら→ https://engineerteam.note.jp/
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#AI

noteのLLMワークフローを紹介します!!(構築/運用編)

こんにちは、note AI creativeの武藤です。 ※こちらの記事はnoteのLLMワークフロー紹介の後編です。 前編として、LLMワークフローの「技術選定編」を書きました。 前編記事はこちら。 noteは毎日数万件の規模でコンテンツが集まるプラットフォームなので「色々な観点でLLMを使って評価できないだろうか?」という要望が多くあります。そうした要望を叶えていくために下記の技術選定をしました。 運用段階のLLMワークフローとしてArgo Workflowsを採用

noteのLLMワークフローを紹介します!!(技術選定編)

こんにちは、note AI creativeの武藤です。 noteは毎日数万件の規模でコンテンツが集まるプラットフォームなので「この観点でLLMを使って評価できないだろうか?」という要望が多くあります。例えば下記のような要望です。 ビジネスカテゴリーの中で株の動向について解説している記事を探したい スパムと感じられる記事をおすすめしていないかチェックしたい いろんな側面でタグをつけて検索できるようにしたい ChatGPTなどを駆使すれば下記のように簡単に記事を分類す

noteはAIフェスティバル 2024に協賛します

note株式会社は、2024年11月8日(金)〜2024年11月9日(土)に開催されるAIフェスティバル2024に協賛します。 AIフェスティバル  2024概要●公式サイト:https://www.aifestival.jp/ ●日時:2024年11月8日(金)〜2024年11月9日(土) ●場所:ベルサール秋葉原 noteとAI開発noteでは、3,740万(2023年8月末時点)を超える膨大なコンテンツのなかから、自分にあったコンテンツを楽しんでいただくために、読者

AIによる開発者体験の改善でわかったAI自動化の課題

note株式会社推薦チームの漆山です。 推薦チームでは、開発プロセスの効率化と品質向上を目的に、AIを利用した自動レビューシステムの改善を続けています。 前回の改善まででは、プルリクエストの説明文とレビューの自動生成をPython + Amazon Bedrockで実装しました。コミュニケーションの質を上げ、レビューなどの工数を削減することができました。 この記事では、直近の改善点とともに、自動化に取り組んできたからこそ見えてきた課題について紹介したいと思います。 直

Perplexity Proと作るアプリ開発

先日、レシピ・献立記録アプリ「レシレコ」をリリースしました。 iOS版は以下のリンクからダウンロードできます。 Android版は現在クローズドテスト中です。製品版リリースは出来ればしたいのですが、20人以上のテスターが必要なので少し先の話になりそうです。もし、クローズドテストにご興味ある方は以下のXにてお声がけいただけると幸いです(Xへのリンク)。 この記事ではPerplexity Pro(以降、Perplexity)を利用したアプリ開発について、本アプリの開発を例にご

Python+Amazon Bedrockでプルリクの説明文とレビューをAIで自動生成

推薦チーム所属 MLエンジニアの漆山です。 私たち推薦チームは2人体制と小規模であるため、開発においてのコミュニケーションを円滑にすることが大切です。そこで、AIによるプルリクの概要とコードレビューの自動化を行いました。 この記事では、自動化前の課題や実装方法、初期の成果、新たな課題と今後の展望について詳しく紹介します。 課題と背景自動化をする理由①人数体制 推薦チームは現在、2人体制です。少人数で開発をすべて担う必要があり、それぞれの担当範囲が広い状態です。 2人

noteの推薦チームの紹介 - 2024年版

推薦チームでエンジニア 兼 PMを担当している露木です。 推薦システムの開発は難しいという印象を持つ人が多いかもしれません。そんな印象を変えるために、noteの推薦チームがどんな活動をしているのかを、この記事でわかりやすくお伝えしたいと思います。 noteの推薦システムの目的推薦システムの目的は、「noteがあることで人々が本当に伝えたいことに専念できるようになる」ことです。 コンテンツを作ったら欲しい人に自動的に届くようにしていきたいと考えています。 ただし、コンテ

ZapierとChatGPTで記事を選別してSlackに流すRSSの作り方

SlackにRSSなどで記事を流すと、目的とは違ったものが取得されてしまうことはありませんか? 例えば、「他社の技術ブログの中からSREの記事だけが見たい」などのときです。実行するにはちょっとした工夫が必要です。 今回はそういったケースに対応するために、ChatGPTとZapierを組み合わせた記事の選別方法を紹介します。 そもそもこのZapierが実装されたのは、↑のような私のなんとなくのつぶやきが発端でした。 「エンジニアが書く技術記事だけチャンネルに流れるように

AIで働き方はどう変わる?LLMの未来を情報処理学会が解説

※ この対談は2024年2月頃に実施しました ChatGPTやClaudeなどの生成AIを仕事や日常で使うことが当たり前になってきました。この先数年で、働き方はますます変わっていくことが予想されます。 今回の記事では、自然言語処理(NLP)と大規模言語モデル(LLM)の専門家である関根聡さんと吉野幸一郎さんに、LLMがもたらす未来や最新の研究についてお聞きしました。 AIによる仮説生成と実験の自動化が進む中で、AIラボの重要性と人間との協業の必要性、LLMの進化がもたら

ChatGPTやClaudeの費用を全社員に支援する制度がスタート

noteの全社員を対象として、ChatGPT plusやClaude Proなどの生成AIサービスに対する月額費用を支援する制度がスタートしました。これにより、社内の業務改善がさらに進むことでしょう。 noteでは、2022年9月に「テックチャレンジ補助」を導入しました。社員がテック領域に関する勉強をする際にかかる費用を年間最大12万円まで補助する制度で、プログラミングに関する本やカンファレンスのチケット代、資格取得などについての費用を支援しています。(全社員が利用可能)

生成AIで議事録が60分→2分。96%工数削減した自動生成ツールの紹介

こんにちは、note AI creative(以下、nAc)の田中です。 nAcとして今までさまざまな社内の業務改善に取り組んできましたが、中でも「議事録作成業務」は負担の大きい業務の1つでした。 セールス・カスタマーサクセスなど顧客と対面する部署では特に議事録作成は重要な業務として頻繁に発生しますが、1回あたり最大60分かかっており改善の余地がありました。 nAcが作成した生成AIのソリューションを使うことで、作業量が96%も削減され、60分の作業が2分で終わるように

社内のデータ活用を促進するためのAI @datainfra-ai をつくった

データ分析の開発を進める中で、アーキテクチャなどの技術面以外でも難しい障壁があります。それは、全社員がデータを活用しやすくするためには、どうすればいいのかという問題です。 どれだけ優れたダッシュボードや分析結果があっても活用されなければ意味がありません。社内からの問い合わせにエンジニアやデータチームがすべて対応していては、人手不足になってしまいます。かといって、データを使用したい社員側も、自力ではどこにどんな情報があるのかわからず、困ってしまうことが多々あります。 そこで

月間30時間以上の工数削減!ChatGPT Teamプラン活用事例と効果をレポート

こんにちは、note AI creativeの田中です。 私たちは、業務効率化の支援を行っており、この度note社内の複数のチームを対象にChatGPT Teamプランのテスト導入を実施しました。 https://openai.com/chatgpt/team/ 導入した結果として、利用者の76%の社員が生産性向上を実感し、月間30時間以上の工数削減も達成することができました。新しいスキル習得にも活用されており、大きな費用対効果を感じています。 本記事では導入の効果と

人工知能学会にインスパイアされたので文章の重複排除を試してみた

note AI Creativeでエンジニアをしております、武藤です。 noteが協賛している2024年度人工知能学会全国大会(第38回)に初参加しました。人工知能学会の参加レポートについてはこちらをご参照ください。 参加しただけで終わってしまうのはもったいないので、私が特にインスパイアされたセッションを元に自分で実装してみようと思います。 インスパイアされたセッション岡崎 直観先生の「大規模言語モデルの開発」のセッションが非常に面白かったので、このセッションの中からト