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noteエンジニアチーム 公式マガジン

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noteエンジニアの技術記事をまとめたマガジン。さらに技術記事を読みたい方はこちら→ https://engineerteam.note.jp/
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2024年5月の記事一覧

これぞカオス...人工知能学会初参加レポート

note AI Creativeでエンジニアをしております、武藤です。 今回はnoteが協賛している2024年度人工知能学会全国大会(第38回)に初参加してきたので、感想含めてレポートしていきたいと思います。 感想を簡単にまとめると、多種多様なドメインのセッションに加えて、機械学習の初心者から玄人まで幅広い参加者が集まり、カオスでした... 人工知能学会とは1年に一度国内のAI研究者が集う、国内最大規模のイベントです。 情報収集、発信、ネットワーク形成をしたり、企業の採

立ち会い出産で大泣きした話(妊娠生活レポ)

2024年5月に新しい家族が増えました。10ヶ月間ずっと夫婦に寄り添っていた元気な男の子です。 妊娠とつわりお昼寝してたところを奥さんに起こされ、「妊娠した!」と告げられた私は嬉しさと驚きを感じながら、妊活1ヶ月目に来なかった君に「いらっしゃい」と呟いたのを覚えてます。 最初から順調にはいかなかった妊娠生活、1ヶ月目は胎嚢の横から出血があり、2ヶ月目も治らず、3ヶ月目に治ったと思えば苦しいつわり生活が始まりました。 3ヶ月間、お母さんは1日中布団とソファの生活で、お父さん

JSAI2024(人工知能学会全国大会)に行ってきました

筆者は学部〜大学院時代をうなぎと餃子とさわやかの街・浜松で過ごしており、大学院時代に人工知能学会全国大会に論文をポストしたこともあるのだが、なんとこの度、筆者が所属するnote株式会社も協賛していて母校が現地実行委員で人工知能学会全国大会が浜松で開催されるという奇跡の巡り合わせが起こったので、第二の故郷浜松に行ってきた。 会場 会場のアクトシティ浜松は浜松駅近の巨大コンベンション施設である。筆者がかつて参加した会はたしか北九州の国際会議場的なところだったので、かなり大きめ

noteのフッ軽CTOは、クリエイターのために今日もゆく!

みなさん、「CTO」という言葉をご存知でしょうか。 最高技術責任者 (Chief Technology Officer) の略称で、会社の技術分野を統括する役職者を指すそうです。 弊社にも創業時からnoteを支えるCTOがいます。 しかし、その人は技術責任を持ってるだけではありません。 noteクリエイターのいるイベントにたくさん足を運び、クリエイターを知ることに余念がない人です。 それが弊社CTOのkonさん(@konpyu)です。 konさんのnoteクリエイター

採択されやすいiOSDCのプロポーザルの書き方

今年もiOSDCのプロポーザル募集(CfP)がはじまりました。 わたくしは2020年からプロポーザル出しはじめて、2回採択されています。 この記事で「俺流のプロポーザル書きの極意!オ゛ラ゛ア゛ッ゛!゛」をやるつもりはなくて、過去に参考にした優良資料を集めたnoteとなります。 基本的な書き方2020年、右も左もわからない中で、初プロポーザルを出したんですが、そのとき参考にしたのがこちらのスライドでした。 このスライド、2020年に参考にしてから、リンクを見失ってて、長

ニッチなキャリア戦略でエンジニアとして希少な存在へ - noteエンジニアインタビュー

エンジニアとしてのキャリア選択は、多種多様な道に別れます。コードを書き続ける人がもいれば、PMなどのマネージャー職に転身する人もいますし、起業してCEOになる人もいるでしょう。 そんな中で、noteエンジニアの露木さんは、「キャリアを細かく描かない」ことを信条としています。自身の挫折した経験から、特定の分野で勝つことをやめ、外部環境が変化してもパフォーマンスを発揮できるように努力や準備を欠かさないようにしているのです。 検索システムの開発やデータ基盤開発、レコメンドシステ

Ruby 3.3.1にアプデし、大幅にパフォーマンスが向上。YJITの改善を実感

noteのRuby 3.2.2を3.3.1へアップデートしました。Ruby 3.3.0のリリースノートに記載されていた「YJITの大幅なパフォーマンス改善」が、noteのAPIにも大きな影響をもたらしました。 CTOが驚きのポストをするほどパフォーマンスが向上したのです。 また、3.2系から3.3系へのアップデート時はそれほど大きな問題は起きませんでしたが、この記事ではアップデート時の注意点を2つほど紹介したいと思います。 今回の3.3.1へのアップデートや前回行ったR

1分で読めるNext.js 15 RCの変更点

主な変更点React 19 RCのサポート キャッシュの動作変更 Partial Prerendering next/after create-next-appのアップデート 外部パッケージのバンドル React 19 RCのサポートActionsが使えるようになった Server Actionsだけじゃなく、ClientでもActionsも使えるようになる。 React Compilerの実験的サポート babel-plugin-react-compile

買ってよかった技術系同人誌 - noteエンジニアに聞いてみた

技術書典 16がいよいよ始まりました! クリエイターの創作を支えるプラットフォームとして、noteも技術書典に協賛させていただいております。 技術系同人誌は、マニアックなテーマを突き詰めていたり、公式のチュートリアルよりも丁寧に書くことを目指していたり、自分のキャリアと人生論が語られていたり……と、出版社とは一味違った本が手に入るのが魅力的です。また、作者との距離が近く、オフライン会場に行けば手渡しで買うことができるのも同人誌の良さですね。 そんな魅力いっぱいの技術系同

noteは人工知能学会全国大会(JSAI2024)に協賛します

note株式会社は、2024年5月28日(火)~5月31日(金)に開催される人工知能学会全国大会 第38回(JSAI2024)に協賛をします。 昨今のAI関連技術の進展やこれに伴う関連サービスへの需要が高まり、人工知能に関連する研究成果の発表の場があることが、より重要になっていくと実感しています。note社として、研究成果を公に披露できる人工知能学会全国大会を支援していきます。 また、弊社は、2023年12月にAI領域に特化した子会社 note AI creativeを設

noteは技術書典 16に協賛します

note株式会社は、2024年5月25日(土)〜2024年​6月9日(日)に開催される技術書典16に協賛をします。クリエイターの創作を支えるプロダクトとして、今後も技術書典への協賛を続けていきたいと考えております。 技術書典 16の概要●公式サイト:https://techbookfest.org/event/tbf16 ●オンラインマーケット:https://techbookfest.org/event/tbf16/market ●公式X:https://x.com/te

Railsでのフロント開発は?テストはなに使ってる?RubyKaigiのアンケート結果まとめ

Rubyが誕生して30年が経ち、Ruby on Railsが世の中にでて約20年が経ちました。スタートアップのベンチャー企業から、数百万件のトラフィックを捌く大規模サービスまで、幅広くRuby / Railsが利用されています。 しかし、長年、使われてきている言語やフレームワークだからこそ、開発をするうえでの選択肢も数多くあり、技術選定に頭を抱えることもあるでしょう。開発当初に決めたことで、今も苦しめられている人がいるかもしれません。う、頭が…… そこで、今回はRubyK

技術広報の集い#4 in 沖縄の参加レポ

note社で技術広報をしているmegayaです。 noteも協賛しているRubyKaigiが沖縄で行われました。その翌日に技術広報の集いが開催されるということで、私も初参加で登壇をしてきました。RubyKaigiの運営をしつつの登壇準備だったのでしんどかった……! 技術広報はまだまだ未開拓であり、広義の意味を持つ職種なので、知見を交換できる機会があるのはありがたい限り。 今回は沖縄での開催にも関わらず参加者が20名ほどおり、技術広報への感心や熱量を感じました。観光よりも

RubyKaigi2024のnoteブースに立って英語対応で感じたこと

去年に引き続きRubyKaigi2024のnoteブースに参加しました。 主に英語対応してたのでそのあたりの感想を書きたいと思います。 あなただれnoteでフロントエンドエンジニアとして働いています。たまにフロントエンド関連の記事を書いていたりしますが、普段は趣味のコーヒー(主にエスプレッソ)の記事を書いています。 noteブースでやってたことnoteのブースでは主に以下のことをやっていました。 通りがかりの人に声をかけて立ち止まってもらう noteの説明をする 雑