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noteエンジニアチーム 公式マガジン

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noteエンジニアの技術記事をまとめたマガジン。さらに技術記事を読みたい方はこちら→ https://engineerteam.note.jp/
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#開発

エンジニアにおすすめの本や講座を聞いてみた。年間12万円補助の『テックチャレンジ補助』をどう使ってる?

noteでは、全社員を対象にした『テックチャレンジ補助』という制度があります。年間12万円までは誰でもテック / PM / デザイナー領域の学びをサポートしてくれる制度です。 5割が書籍、2割が個人開発に関わるサーバー費やサブスク利用、残りの2割がイベントチケット代や資格補助などに利用されています。 また、もともとはテック領域のみの補助だったのですが、社員からの要望もあり、2023年にはデザイナーとPMにも制度が拡大しました。これからも要望に合わせて制度は拡大していく予定

新会社立ち上げの忙しさとChatGPTと開発してわかったこと - note CTOの振り返りコラム(2024年1月編)

※ この記事はCTOである今雄一が同僚と対話した内容をChatGPTで文章として生成し、コラムとして加筆 / 修正を行っております 新会社立ち上げと自分の役割2023年12月にnote AI creative(以下、nAc)という新会社を設立しCEOに就任しました。引き続きnoteのCTOとしても働いているため、1月は格段に忙しくなりました。 現在、私の仕事はnAcとnoteで半々くらいでしょうか。nAcで新規事業の立ち上げをしつつ、noteの開発や採用などの他業務にも関

ChatGPTとエンジニアと私の3人で技術記事を書いたら超楽だった

ChatGPTを使ってエンジニアと私で3人で技術記事を書いたら2時間もかからず1記事書くことができた。便利だ。 以下が今回、ChatGPTを利用して書いた2記事。 技術記事の執筆は時間がかかる。 執筆、レビュー、修正などの当たり前のフローを辿るのはもちろんのこと、技術的なチェックや言い回しに間違いがないかの確認なども必要だ。(斧が飛んでくる可能性があるため) また、エンジニアに執筆を丸々お願いするとなると、業務の合間にやってもらうことになるので、仕事の負担になってしま

デプロイbotの歴史を振り返り、チャットボットの適切な運用を考える

サービスを運用していくうえで、デプロイ作業は必要不可欠であり、時には複雑で手間がかかるものです。そんな中で、多くの企業がチャットボットを活用し、簡単かつ効率的にリリースが行えるようにしているでしょう。 2014年にサービスを開始したnoteでも、デプロイbotを用いたリリースを実施してきました。noteの成長に伴い、デプロイbotも次々とアップデートされてきました。 Heroku + Lita EC2 + Lita + Jenkins Slack Bolt + Git

noteがYAPC::Hiroshima 2024にシルバースポンサーとして協賛

note株式会社は、2024年2月10日(土)に開催されるYAPC::Hiroshima 2024にシルバースポンサーで協賛をします。 弊社はRubyの企業ではありますが、技術カンファレンスとして歴史あるYAPCに協賛をすることで、業界全体のコミュニティが盛り上がる後押しができればと思っております。 YAPC::Hiroshima 2024概要●公式サイト:https://yapcjapan.org/2024hiroshima/ ●公式Twitter:https://tw

プロンプトを即座に実行できる社内用Chrome拡張機能「note AI with Chrome」を作りました

こんにちは、note AI creativeの田中です。 note AI creativeは、AI領域における開発をさらに加速させ、noteの利便性向上と、さらなる成長を目指して設立されたnote株式会社の子会社です。 今回は、note AI creativeで開発した社内用のChrome拡張機能「note AI with Chrome」について、簡単に紹介します。 「note AI」とはGPT-4を利用した社内用のChatGPTで、note社員であれば誰でも利用可能

noteエンジニアが2024年に挑戦する、重要課題9選

noteは2014年のサービス開始から成長をとげ、月間の記事投稿数が117万件(※)にもなりました。会社としては2022年12月に東証グロース市場への上場をし、2023年11月にはAI事業を加速させるために子会社『note AI creative株式会社』を設立しました。※2023年9月時点 noteは成長を続けて完成に近づいている、と思われるかもしれませんが、当社としてはようやく第一章に幕をとじ、スタートラインに立った感覚です。 「だれもが創作をはじめ、続けられるように

noteエンジニアアドベントカレンダー2023まとめ

note社は2023年のエンジニアアドベントカレンダーに参加し、1人も遅れることがなく無事に完走することができました🎉 今年は去年にも増して、様々な記事が公開されました。 ツールの導入やRubyのバージョンアップなど社内の開発に関することから、コーディングアシストや石ころ帽子など個人開発の話、そしてドローンやディズニーなど趣味のことまで。 創作を大切にしているnote社らしいアドベントカレンダーになりました。ぜひご覧ください。 1日目RailsエンジンとPackwer

noteの技術スタック(2023年)

2014年からサービス開始したnoteは、2023年には会員登録者数700万人を突破し、月間投稿数117万件にも達しました。 開発はウェブだけではなく、モバイル、ML、データ基盤など多岐に渡ります。この記事では、サービス開発を内製しているnoteの主な技術スタックについて、解説していきたいと思います。(紹介している技術スタックはあくまで全体の一部になります) ※ この記事はnote株式会社のアドベントカレンダー7日目の記事です。 ※ 2023年12月7日 公開 全体図サ

RailsエンジンとPackwerkによるコード分割を進行中

Railsでサービスを開発 / 運用をしていると、コードの肥大化に伴うモノリシック化に悩まされることも多いはず。2014年のサービス開始からRailsで進めてきたnoteも今まさにその壁に立ち向かっている最中です。 Railsアプリケーションを分割しようと考えたときに、マイクロサービス化や別言語でのフルリプレイスなどを検討することもあるはずです。 様々な選択肢がある中で、弊社ではPackwerkの導入とRailsエンジン化による分割を進めることにしました。(※ packw

noteがProduct Leadersにブロンズスポンサーとして協賛

note株式会社は、2023年11月8日(水)に開催されるCPO協会主催のProduct Leadersにブロンズスポンサーで協賛をします。 Product Leaders 2023公式サイト 世の中の創作を支えていくnote社としては、プロダクトづくりも創作の一環だと考えています。Product Leadersへの協賛をとおしてPMコミュニティを後押しすることにより、様々なプロダクトの発展の一助になればうれしい限りです。 Product Leaders 2023概要●

noteはRubyKaigi 2023にプラチナスポンサーで協賛します

note株式会社は、2023年5月11日(木)〜5月13日(土)に開催されるRubyKaigiにプラチナスポンサーで協賛をします。2022年に引き続き、スポンサーとしてコミュニティの発展を後押ししていきます。 RubyKaigi 2023概要RubyKaigiは、日本発祥のプログラミング言語Rubyに関する国内最大級の国際イベントです。国内外から数多くの著名エンジニアが参加して、最先端の技術共有、会場でのさまざまな催しも行われます。 ●公式サイト:https://ruby

機械学習でプロダクト成長させる技術と組織を3社のMLエンジニアが語る - note/コネヒト/Wantedly

MLエンジニアがプロダクトをグロースさせるためには、機械学習の知識はもちろんのこと、その他にも考えなければならないことが多々あります。アーキテクチャの刷新や組織での立ち回り、採用の強化など各方面の働きかけが必要になるでしょう。 各社でどんなアーキテクチャなのか? 短期で価値をデリバリーするための工夫は? 採用はどうしてる?MLエンジニアは市場にいる? MLエンジニアに求められる能力は? これらの悩みに対して、note・コネヒト・Wantedlyの3社のMLエンジニア

noteのエンジニアチームが2023年に向けて挑戦する、重要課題7選

noteは2014年のリリース当時から、サービスの根幹にある「クリエイターの街」を実現するために開発を続けてきました。昨年12月には会社が上場をし、クリエイターのための世界を創っていく大きな一歩を踏み出すことができました。 しかし、noteがミッションとして掲げている「だれもが創作をはじめ、続けられるようにする」を達成するためには、まだまだ立ち向かうべき課題が多く、実現できていない施策も山のようにあります。 今回の記事ではそんなnoteが抱えている課題の一部を公開いたしま