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エンジニアのカジュアル面談でよくある質問 ~ 技術や組織、開発について
note株式会社のエンジニアを対象としたカジュアル面談でよく聞かれる質問についてまとめました。
この記事では、組織や技術スタック、開発文化などについて回答していきます。
基本ルールや福利厚生など、会社全体の働き方について詳しく知りたい方は以下をご覧ください。
※ 2025/02/18 更新
開発チームでの働き方
Q. 組織について教えてください
A. 半年〜1年ごとに経営メンバー・グループ長で、今期の注力ポイントを定め、それにあわせて組織構成を決めています。
半年で組織の形が変わることもあれば、1年以上を通して組織が変わらないこともあります。
Q. 開発チームの1週間の流れは?
A. 基本的には1週間でスプリントを組むチームが多いです。
アジャイルで開発をしていて、1〜2週間のスプリントを組んでいるチームが多数です。チーム単位で裁量を持っているので、細かい部分は個々で違いがあります。
PdMやリーダーが逐一指示をするのではなく、エンジニア個々人が自走して開発をしていくスタイルが多く見られます。
また、チームの仕事以外にも、自分で課題を見つけて取り組む人も多くいます。アクセシビリティ向上やSEO改善、デザインシステムなどは、自発的な取り組みから正式なチームやプロダクトになっていきました。
Q. コードレビューはどうしていますか?
A. 基本的にはチーム内で実施します。専門的な内容は別チームに依頼することもあります。
基本的にはチーム内でレビューしていますが、レビュワーが不足していたり、技術的に不安がある場合は他のチームにレビューを依頼するなど柔軟に対応しています。
例えばサーバーサイドのエンジニアがNext.jsを利用した開発を行う場合、フロントエンドチームにレビューをお願いすることがあります。
Q. 意思決定について教えてください
A.各プロジェクトの中でPdMやリーダーが最終的に意思決定をします。
各プロジェクトの中での最終意思決定者がおり、エンジニアはその意思決定を支える役割をしています。マネジメント層からトップダウンで指示されるのではなく、目標や要件、工数の見積もりなど、意思決定の前に一緒に相談しながら進められる環境です。エンジニア発信で施策を提案することも日頃から行われています。
会社全体の方針として、そもそもなにをやっていくか、どういうプロジェクトを進めていくか、どういう優先度なのかという点は、経営陣やプロダクトオーナーが決定します。CEOやCXO含む経営陣が大枠を決めて、PdMやリーダーがタスクに分解しているようなイメージです。また、プロジェクトの方向性自体を、PdMや開発メンバーで決めることもある柔軟な体制です。
開発チームの雰囲気やコミュニケーションについて
Q. エンジニアの雰囲気は?
A.大人なメンバーが多いため、話しやすくて落ち着いている人が多い印象です。
30〜40代のメンバーが多いこともあり、落ち着いた雰囲気の方が多い印象です。もちろん個々人によるため、飲み会の主催を行ってわいわいするのが好きな方もたくさんいます。それぞれが多様性を尊重しています。
また、noteがメディアプラットフォームなので、マンガや音楽などのコンテンツが好きな人が在籍しています。
仕事に関しては、自分のプロフェッショナリズムがベースにあって、責任感を持ってじっくり作業しているタイプが多いかもしれません。
Q. チームメンバー同士でどのようにコミュニケーションを取っていますか?
A.Slackやハドル、Zoomなどオンラインでやりとりをしています。
noteはフレキシブル出社制度を導入しているので、フルリモートで働いている社員もたくさんいます。そのため基本的には、SlackやZoomなどで定期的なコミュニケーションをとっています。どのチームもスプリント内で定例などのミーティングが設けられています。
また、月1のエンジニア集会やオフラインLT会なども実施しており、チームを越境してコミュニケーションがとれるような工夫も行っています。また、現場エンジニアの提案を取り入れて自主的に企画することもあります。
しかし、まだまだ施策として足りていない実感もあるため、改善をしていく必要はあると感じています。
Q. CTOについて教えてください。
A.今 雄一(こん ゆういち):CTO/ディー・エヌ・エーにてソーシャルゲームのサーバーサイド開発業務と運用を経験。2013年9月より現職。noteの立ち上げ時から開発に参加。現在は、AI特化の子会社であるnote AI creativeのCEOも兼務。
CTOについてさらに詳しく知りたい方は、noteアカウントをご覧ください。
Q. 経営層とのコミュニケーションについて教えてください。
A.CEOもCXOも技術への造詣が深いため、専門的な話もエンジニアと近いレベルで話すことができます。
ふたりとも技術的な負債への嗅覚もかなり鋭く、長期視点で意思決定をすることができます。
お昼に予約ができる「CEO/CXOランチ」や1on1の雑談予約ができる「オープンドアCEO」なども用意されています。
経営チームについてさらに知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
オープンドアCEOを利用したメンバーの感想はこちらをご覧ください。
noteにフィットする人とは
Q. どんな人であれば開発チームに合うと思いますか?
A. noteの目指す世界に共感でき、自走できる方はフィットすると思います。
noteというプロダクトが好きだったり、もともとnoteを使って創作をしていたり、noteに限らず何かしらのコンテンツが好きでクリエイターを応援したい人が社内には多くいます。noteが好きかどうかで面接の合否を決めるわけではありませんが、結果的にそういったメンバーが集まっています。
noteのミッション・ビジョン・バリューに共感できる方であれば、仕事をするうえでは楽しくできるのではないかと思います。
Q. noteが求めるエンジニア像はありますか?
A. ご自身で課題を見つけて、解決まで責任を持って実行できる方は、楽しんで仕事ができるかと思います。
技術を単なる手段として捉えず、楽しく興味、関心を向けられるような人を求めています。また、Googleが提唱しているHRT(謙虚、尊敬、信頼)などの考え方を体現して、コミュニケーションできることも大切です。
また現状、noteにはまだまだ多くの課題があるため、即戦力として自走して解決していける人材を求めています。
各開発チームの課題については、以下の記事をご覧ください。
今後のnoteについて
Q. noteはどんな風になっていくのでしょうか?ビジョンはありますか?
A. クリエイターを中心とした経済圏“クリエイターエコノミー”を支える基盤を目指します。
noteはだれもが創作を楽しんで続けられるよう、安心できる雰囲気や、多様性を大切にしています。その世界観を保ちつつ、クリエイターが創作で生計をたてられる経済圏を、これからもつくりあげていきます。
2023年11月には、noteのAI特化子会社であるnote AI creativeが設立されました。noteにある膨大なデータを活かして、AI領域における開発をさらに加速させ、利便性向上と、さらなる成長を目指します。
また新機能や新規事業なども続々とリリースする予定です。詳しくは、IRページより決算資料をご覧ください。
組織や技術スタックについての一問一答はこちら👇️
この記事と同様に、働き方や福利厚生についての一問一答も公開しております。詳しくは以下をご覧ください。
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