マガジンのカバー画像

noteエンジニアチーム 公式マガジン

311
noteエンジニアの技術記事をまとめたマガジン。さらに技術記事を読みたい方はこちら→ https://engineerteam.note.jp/
運営しているクリエイター

2023年11月の記事一覧

PRベースのビジュアルリグレッションテストをStorybookとPlaywrightで実装する noteUIDev#3

前回はPlaywrightでスクリーンショットを撮ってアーカイブする話をしました。 今回はPlaywrightのスクショ撮影を、Storybookに登録したStoryにおこなって、ビジュアルリグレッションテスト(VRT)をPull Request(PR)に対して実行して、コメントとして変更を通知する話です。 はじめに新しい機能の追加や既存のコードのリファクタリングなど、開発の過程でUIに予期しない副作用が発生することがあります。VRTはそういった副作用のうち見た目上の変化

🎧 問い合わせにエンジニアはどう対応すべき?noteのCS対応の歴史

noteのCS対応の歴史について 初期:対応できる人が対応していた 中期:当番制でエンジニア全員で対応 現在:問い合わせを分類分けして、CSチームからエンジニアに連絡をする 組織の規模によって適切なやり方を探る ▼Podcastをもっと聴く ▼番組に感想を送る ▼エンジニアの記事をもっと読みたい方はこちら ▼noteを一緒に作りませんか?

Playwrightでスクショを自動保存してマスターデータの代替する noteUIDev#2

前回はFigmaでDesign Tokenを抽出する話を書きましたが、 今回は、UXエンジニアとしてプロダクトの課題解決に取り組んだ話です。 マスターデータがないnoteのデザインチームではFigmaでデザインデータを管理しています。デザイナーはそれぞれの施策をひとつのFigmaプロジェクトで作業して、4半期ごとに新しく作り変えています。施策ごとにそれぞれがページを作っていくので、手が入ったページやセクションのみがそのFigmaファイルに残されている状態になっています。

CloudNative Days Tokyoにnoteエンジニアが登壇

2023年12月11日(月)〜12月12日(火)に開催されるCloudNative Days Tokyo2023にnote SREチームの中村 昴(varu3)が登壇します。 12月11日13:20〜14:00より「noteのKubernetes移行、ゼンブ見せます」という内容で発表を行います。2023年9月に完了したKubernetes(EKS)への移行やインフラの課題解決について解説する予定です。 CloudNative Days Tokyo2023概要●公式サイト:

noteがProduct Leadersにブロンズスポンサーとして協賛

note株式会社は、2023年11月8日(水)に開催されるCPO協会主催のProduct Leadersにブロンズスポンサーで協賛をします。 Product Leaders 2023公式サイト 世の中の創作を支えていくnote社としては、プロダクトづくりも創作の一環だと考えています。Product Leadersへの協賛をとおしてPMコミュニティを後押しすることにより、様々なプロダクトの発展の一助になればうれしい限りです。 Product Leaders 2023概要●

スケッチからソフトウェア開発をはじめる

このポエムでは、スケッチという行為とソフトウェアを作ることの関係について話をしてみたいと思います プロダクトや建築などのデザインワークの際、スケッチを通じてコアとなるアイデアを紙に落とします。考えをまとめて可視化するという意味で、スケッチは極めて属人的で創造的な試みです 本稿で述べるスケッチとはその作品で主張したいこと、目立たせたいこと、実現したいことを抽象化して描いたものです。写実的に緻密に描く必要はなく、必ずしも絵が上手い必要もありません。コンセプトを可視化して伝える