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noteエンジニアチーム 公式マガジン

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noteエンジニアの技術記事をまとめたマガジン。さらに技術記事を読みたい方はこちら→ https://engineerteam.note.jp/
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2022年9月の記事一覧

データ基盤にSnowflakeを導入して分析を爆速にした話

初めて技術記事を書きます。noteでデータエンジニアをやっています、久保田です。 noteにはデータ基盤が存在しており、記事の閲覧やユーザーの行動など、さまざまなデータをログとして保存しています。 そんなデータ基盤に2022年4月、Snowflakeを導入しました。 Snowflake:データウェアハウジングやデータレイク、データエンジニアリング、データサイエンス、データアプリケーションの開発などを行うことができるフルマネージド型のサービス 今回はなぜSnowflak

Xcode Cloud から MagicPod を動かしてみたよ

おはようございます。 note の watura です。 前回に引き続き Xcode Cloud です。前回の記事で、サブスクリプションができないから使えないと書いたのですが、無事にサブスクリプションできるようになったので、本格的に使いはじめました。 MagicPodnote の iOS アプリはテストの一環として、MagicPod を使っています。 MagicPod どうなの??っていうのは以下の記事をみてください。 今までは、Circle CI からバイナリをアッ

約3ヶ月間、品質文化醸成のために"QAクイズ"を出題し続けてみた

こんにちは、kubopです。 noteのQAは、毎週お休み以外は週報を発行しています。 注目issueやホットなニュース、QAチームの雑記を書いて開発チームと関わりを持とうとしています。 その中で、必ずQAに関するクイズを出しています。 しばらくクイズを出し続けていたので、そのまとめを書きます。 毎回うんうんと悩みながら、どんな話題に興味をもってくれるかな?を考えて作っています。 毎週「考えるの辛すぎる・・・」と思っていましたが、振り返ってみるとつづけてよかったなと思います

note社のデータベースのドキュメントを自動生成する仕組みをつくってみた

どうもnote株式会社のSREのみーにです! 私の素性を知らない方は先に自己紹介ページや入社エントリなどを参照ください… :pray: 最初に結論(作ったもの)SchemaSpyをGithub Actionsから定期実行できるworkflowを作成しました! 指定したデータベースのドキュメントを日次で自動生成&更新することができる仕組みです。 以下リポジトリからどなたでも利用できます! この記事では、noteでSchemaSpyをGithub Actionsから定期実行で

Kaggleソロ参加だった自分に伝えたい、チームで挑むとよい5つの理由

こんにちは、noteでデータアナリストをしているrinascimentoです。 2022/2よりKaggleを再開し、このたび Kaggle Competitions Expert となることができました 🙌 「H&M Personalized Fashion Recommendations」「American Express - Default Prediction」という2つのコンペティションで銅メダル(上位10%の成績)を獲得してExpertとなれたのですが、両コン

実例マッピングとお触り会

こんにちは、kubopです。 先日実例マッピングをiOSチームと行い、それを使ってテストケースを作成してみんなでお触り会をしました。 実例マッピング会を開催する実例マッピングとは 実例マッピングでは、具体的なユーザーストーリーを作成する事が出来ます。 実例を一つ一つ明らかにすることで、ユーザーにとっての問題点を検討することが出来、新機能を構築するための許容条件の判断(=受け入れ条件)に役立ちます。 イメージとしては 「投稿機能が欲しいな〜」というストーリーに対して 「例

Snowflakeのイベントにnoteエンジニア・久保田勇喜が登壇

Snowflake社が開催するデータクラウドの世界を学ぶイベント「DATA CLOUD WORLD TOUR」に、noteのデータ基盤チームリーダーの久保田が登壇します。 noteのデータ基盤は大幅なリプレイスを行い、データウェアハウスとしてSnowflakeを導入しました。導入した効果は大きく、ログ収集や集計の速度が大幅に上がり、そのおかげもありデータ分析をする社員も増加しました。 今回の登壇では、noteにSnowflakeを導入した成果について詳しくお話します。

Astroに入門してみる

こんにちは noteのフロントエンドエンジニアのiemongです。 最近はメンバーシップの開発等をやっています。 同僚の天才から、なんか技術記事書いて🙏とお願いされたので、最近気になってるAstroってフレームワークについて書こうと思います。 実際に触ってみて、簡単にページを作るところまでやってみました。 Astroとはとあるように、オールインワンなWebフレームワークです。公式によると、Javascriptで開発できる MPAフレームワークという位置付けらしいですが、

RubyKaigiの復習 LSP

先日久しぶりに RubyKaigi に参加してきました。やっぱりオフラインはいいですね。noteはブースを出させてもらったので社外の方ともたくさん交流でき楽しかったです。 イベント参加レポートを書くのは苦手なので..理解できなかったものや、詳しく知らなかったものを復習して記事にしていこうと思います。 とりあえず第一弾は LSP について。 Matz のキーノート で Solargraph が、Shopify さんの syntax tree の発表で ruby-lsp が触

エンジニア採用に力を入れるため、7つの福利厚生を追加しました

noteは未完成なサービスです。開発すべき機能や取り組むべき課題がまだまだあり、目指すべき理想まで10%も進んでいません。 上記に記載されている課題はほんの一部にすぎません。氷山の一角です。 noteの事業をさらにグロースさせていくためにも、エンジニア採用にさらなる力を入れていかなければなりません。 そして、それらを実現するためには「エンジニア採用に本気である」ということを、会社として示していくことが必要だと考えています。 そこでnoteではさらに社員が働きやすい環境

(僕の)iOSDC Japan 2022を終わらせる記事 #iosdc

今年もiOSDC Japanが終わりました!いや、正確にはクロージングはされたけど #iwillblog するまでは終われないのでこの記事にて一旦終わらせます。 (いや、、書かなければ祭りは続くのか?そんな葛藤と戦っています) iOSDC Japanには初回の2016年から参加して、2017年からは毎年登壇(6年連続)しています。もう資料を探して貼るのも面倒だし、発表内容も時代に合わなかったりするので、興味のある人は探してみてください。 去年のはまだまだ役に立つと思うのでそち

iOSDC 2022に参加しました

参加したので、感想を書きます。 ふりかえれば4回目の参加思い返してみると、今回で4回目の参加となります。 iOSDCへの参加回数=iOSエンジニアとしてのキャリア年数なので、今年でiOSエンジニアになって4年目ということになります。 しみじみしますね。 なんといっても今年の目玉は、オンラインとオフラインのハイブリット開催ということでしょう。 地味に参加した4回とも開催形式が少しずつ違くて、毎年「あれ、去年とここ違うんだ……」となってる気がします。 2021年は感想

ノートアプリのテキストエディタの解体新書 #iosdc #a

この記事はiOSDC Japan 2022で登壇した内容を書き起こしたものです。発表資料はこちら。 notenote iOSアプリ noteにはウェブ版とiOS / Android版のアプリがあります。現時点(2022/8月末)ではウェブにはない機能もいくつかありますが、基本的な機能である記事を書いたり読んだり、気に入った記事に対してスキを押したり、コメントをしたりすることができます。 noteのiOSアプリは2014年から運用しているので約8年間運用を続けています。 元

RubyKaigi2022 3日目の参加レポートと感想

RubyKaigi最終日です。 本日も会場の様子を伝えるべく、リアルタイムにレポートを更新していきたいと思います! ※ この記事は当日にブース対応をしながら随時更新で書いていました。リアル感をお楽しみください 1日目、2日目の様子はこちらの記事をご覧くださいー! 9:00 最終日スタート Matzの「29年」が見られる弊社のブースでみなさんをお待ちしております!笑 9:30 講演スタート 10:30 少しずつブースに人が 11:05 お昼前の講演 13:00 自