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noteの成長を支えるEMの働きと歩み - noteエンジニアインタビュー

今回のエンジニアインタビュー記事では、noteのエンジニアリングマネージャー(以下、EM)として働く海野さんに話を聞きました。

2022年7月にEMとして入社し、エンジニア全体のサポートや採用業務、品質管理など多岐にわたる役割を現在も担っています。採用業務においては、人材像の明確化や選考フローの設計にも携わっています。

海野さんの働き方を通じて、noteのEMがどのように働き、バリューを発揮しているのかご覧いただければと思います。

現在の仕事内容

noteでEMをしている海野です。noteには2022年7月にEMとして入社しました。新卒でエンジニアとして働き始め、テックリードなどを経て、2017年ごろからEMとして働いています。採用業務に関してはかれこれもう10年ほど続けていますね。

noteのEMとしては、主に3つの役割を担当しています。

1つ目はエンジニア全体のサポートです。組織関連の業務や評価、また支援したほうがよさそうなエンジニアに対して、1対1のサポートを提供しています。私たちは開発生産性の向上を目指しており、最近ではFindy Teams+をモニタリングしながら改善に取り組むようにしています。

2つ目は採用です。これが現状では最も大きなウェイトを占めています。採用においては書類選考や面接にとどまらず、求める人材像の明確化や選考フローの設計も担当しています。

最後は品質関連の業務で、いわゆるQA業務ですね。noteには現状でQAエンジニアがいないため、EMチームがその役割を担っています。具体的にはテストのメンテナンスやリリースフローの改善、そして社内メンバーからの問い合わせ対応を行っています。

キャリア

エンジニアとしてのスタートは小学校の頃です。父親が忘年会でMacintoshのデスクトップPCを景品で手に入れてきたのが始まりで、当時はHyperCard(ハイパーカード)というソフトウェアを使って簡単なゲームを作っていました。パソコンを触りながら、「これで食べていくんだろうな」と思ったのを覚えています。そのまま大学も情報系に進み、どっぷり4年間コンピューター漬けでした。

エンジニアのキャリアとしては、始めにヤフーに入社し、次にドワンゴに転職しました。ヤフーではウェブ開発が中心でしたが、ドワンゴでは分析基盤の開発や分散処理など、ミドルウェアやインフラにも関わりました。右も左もわからず苦労しましたが、非常に良い学びの期間でした。また、ドワンゴにいるときはちょうど角川との合併があるときで、会社の変革を体験できたことも印象に残っています。これらの経験が、私のエンジニアとしての視野を広げ、多くの学びを与えてくれました。

noteに入社して感じたこと

EMとして転職するのは初めてだったので、最初はエンジニアとコミュニケーションをとっていくのが難しいと感じました。在籍中にエンジニアからマネジメント職になった場合は、周りの人間も私のバックボーンを知っているというアドバンテージがあります。

しかし、中途入社だと1から関係を築きながら業務も並行して行っていかなければいけません。noteに入社してからはエンジニアと業務を繰り返し取り組むことで、信頼関係をつくってきました。転職の場合はゆっくりと時間をかけて信頼値をつくっていくのだなと学びになりました。

noteの強み

noteの強みは、社員全員がミッション / ビジョン / バリューに強く共感し、ぶれない方向を共有していることです。この共通の意識がオーナーシップやリーダーシップにつながっています。多くの社員がクリエイターを応援したいという熱意を持って入社しているのも特徴です。私自身もそうですが、もともとnoteというサービスが好きで入社している人が多くいるのも良い点ですね。

今後やりたいこと

noteの開発組織をさらに拡大していきたいと考えています。採用活動を積極的に進め、できることを広げたいです。EMチームや人事チームと協力して、効率的に採用活動を進めるのが目標です。

組織の人数を増やし、結果的にチーム数も増加させることで、新たなリーダーが社内外から求められるでしょう。現在、EMは不足しているため、内部から挑戦者を育成するとともに、外部からもリーダーシップを発揮できる人を積極的に採用したいと考えています。

私のマネージャーとしてのモチベーションは、メンバーが楽しく開発し、大きな成果を上げることにあります。個々の気づきをサポートし、非連続的な成長を見守ることが何よりの喜びです。一人で成し遂げられない大きな成果を、チームで結びつけることを大切にしています。

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