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2年ぶりの自社イベント『note tech meetup #1 エンジニアLT大会』を開催しました

エンジニア兼ライターのmegayaです。

noteで約2年ぶりに社外向けエンジニアイベントを開催しました 🎉

▼イベントはYouTubeですべて見ることができますhttps://www.youtube.com/watch?v=caq8hTGBwss

noteではELT(Engineer Lightning Talk)と呼ばれるLT大会を定期的に開催しています。知見の共有をしつつ、チームの枠組みを超えた交流ができる貴重な時間です。

今回のイベントでは、そのELTを外部向けにそのまま発信することにしました。イベントを通じてnoteの空気感が感じられる内容にしようと思ったためです。

社内のELTと同じくイベント進行はエンジニアリングマネージャーのれつさんが担当

では、ここからは当日に行われたイベントの内容について紹介していきたいと思います。

※次回イベントは4/22(金)12:00-13:00で開催予定!こちらからお気軽にお申し込みください。

RemixでちょっとしたWebサービス作ってみた話

最初の登壇者はフロントエンドエンジニアの 入江 さんです。

入江さんは趣味で独自視点すぎる発想の作品を生み出してきているエンジニアです。今回の登壇では一体どんなものが……と思ったのですが、

「イベントの1回目ということもあり、前衛的すぎないものを作ろうと思いました」

とのことでした。自分の作品が前衛的って自覚はあったんですね……!

入江さんが開発したのはRemixを用いた「チケット作成サービス」です。

「ランチおごります」などを口約束で済ませないために、チケットを発行しようと決意したそうです。

チケット名を動的にOGP画像として出すことも可能
Cloud flare pagesでホスティングし、そのうえにRemixがのっている。
DBやauthはsupabaseを使用。

登壇ではNext.jsとRemixの比較や、開発でのハマりどころを解説していただきました。気になった方はぜひYouTubeから全編をご視聴ください。

ちなみに、こちらのサイトを使ってチケットを発行し、同僚にしっかりランチをおごってもらったそうです。しっかり開発した成果をだしている……!

▲スライドはこちら


1年分のデータが見たいと言われてやったこと

2人目の登壇者は、iOSエンジニアである かっくん

noteではRedashを用いてデータの集計を行っています。しかし、Redashは設定次第ではメモリ使用量を超えてフリーズしてしまうこともしばしばあります。

Redashは大量のデータ取得や、データのストックがそこまで得意ではありません。(※ 使用方法にもよります)

そこで別の選択肢として、BigQueryとスプレッドシートを連携して集計してみることにしました。

データの取得や集計には他にも様々な選択肢がありますが、まずは手軽な方法で試してみることにしたのです。noteのバリューである「すばやく試そう」を体現する行動です。

LT内で発表した「月間のPVを集計するサンプルコード」はGithubにあがっているので、興味のある方はぜひ活用してみてください。

▲スライドはこちら


note初のbug bashをやってみた

最後の発表者はバックエンドエンジニアの 田中 さんです。

田中さんは社内の様々な分野に積極的に参加し、毎月のように「完全に理解した」ことをSlackで報告しているエンジニアです。かっこいい…!

最近ではQA文化を根付かせるプロジェクトに積極的に取り組んでいます。今回の登壇では、田中さんが所属するQA委員会で行ったbug bashについての発表でした。

noteは現状ではQA体制が整っている状態とは言えません。クリエイターへ安定したサービスを提供するためには、QAチームの設立が必須になってくるでしょう。

そこで、社内でQA文化を根付かせるためのチームである「QA委員会」を設立しました。

QA委員会の取り組みの一環として行われたのがbug bashです。

bug bashとはバグ探しをイベント形式で行う取り組みを指します。note社内のエンジニアとデザイナーを巻き込んで開催されました。

私もbug bashに参加したのですが、楽しくQAを体系的に学べる最高のイベントでした。社員同士の交流にもなり、プロダクトへの理解もより深まりました。ぜひ第2回も開催してほしいです。

▲スライドはこちら


自社イベントをやってみて

れつさんの司会やそれぞれの登壇内容などを含めて、noteの雰囲気が感じられるイベントになったのではないでしょうか。

私自身は裏方なのでたいしたことはやっていませんが、始まりから終わりまで緊張でハラハラでした。無事に終わってよかった…!!!

配信はイベントチームに1から10まで運用していただきました。本当に感謝…!!

今回のイベントの主目的は、「noteのエンジニアイベントを復活させる」という点でした。そこが達成できただけでも大成功だと言えるのではないでしょうか。

外部発信は一度辞めてしまうと、立ち上げに時間がかかってしまいます。社外向けイベントを文化として絶やさないようにし、note社の魅力が知れる機会を少しでも増やしていければいいなと思っています。

ということで、すでにnote tech meetupの第2回が4月22日に開催予定です!

お昼12時からですので、ランチを食べながらゆっくりとnoteの雰囲気にひたっていただければと思います。よろしくお願いします


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Text by megaya

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