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noteエンジニアチーム 公式マガジン

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noteエンジニアの技術記事をまとめたマガジン。さらに技術記事を読みたい方はこちら→ https://engineerteam.note.jp/
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2022年8月の記事一覧

お題企画「#RubyKaigi」を開催、来場した投稿者にはnote手帳をプレゼント!

Rubyの国内最大級の国際カンファレンスであるRubyKaigiを盛り上げるために、イベントの公式お題として「#RubyKaigi」を実施します。 ▲RubyKaigiについてはこちら さらに、今回のお題について、条件を満たした方にはnote特製グッズのnote手帳をプレゼントいたします。 note手帳を受け取る条件 ハッシュタグに「#RubyKaigi」を設定してnoteで記事を投稿 RubyKaigi開催期間中に来場し、会場内のnoteブースでnote記事を見せ

「noteはiOS開発が強い」を実現する。挑戦的な技術導入と地道なリファクタリング

noteは順調にユーザー数を伸ばし、2022年には会員登録数が500万人を突破しました。 しかし、まだまだ「Webサービス」の印象が強く、「アプリ」の認知度が低いことがiOSチームの課題です。 そこで今回は、iOSチームが社内外から「noteはiOS開発が強い」と認識されるために取り組んでいる、挑戦的な技術導入と地道な改善について紹介していきます。 プロフィール(左から)植岡 和哉 SES/受託開発企業でWeb・アプリ開発経験を経て、2015年10月に株式会社Timer

iOSDC Japan 2022のノベルティが届いたので大公開 #iosdc

もはや恒例になりつつあるiOSDC Japanのノベルティ公開記事です! 昨年の記事はこちら! 2年前の記事はこちら! 事前に公式から公開されている情報はこちら それでは早速見ていきましょう! まずは箱から ここからは各社のチラシコーナー 最後に弊社のノベルティです。note coffeeです。 カンファレンスでよくある無限コーヒーが家でも楽しめます! みんなより一足先に飲んだところを動画に撮りました。 まとめ年々ノベルティに入ってるものが増えて写真を撮るのが

noteのiOSDC 2022グッズ準備の裏側を公開

noteはiOSコミュニティのさらなる発展を願い、iOSDC Japan 2022のプラチナプランに協賛しています。 ※ iOSDC: iOS関連の技術をコアのテーマとしたエンジニアのためのカンファレンス iOSDCでは運営から参加者にノベルティグッズを配布しており、各協賛企業がさまざまなグッズを制作しています。このノベルティボックスはiOSDCの醍醐味のひとつでもあります。 今年、ノベルティグッズとして、noteからは特製パッケージに入ったドリップコーヒーとステッカー

noteの事業を加速させるために年間12万のテック補助をつくりました

本日、note社の福利厚生の新パッケージを発表しました このパッケージの中でテックチャレンジ補助というテック領域の自己研鑽を支援する新しい枠組みを用意しました 今回はなぜこの制度を始めたのか説明し、どう使っていただくとよさそうかイメージを膨らませてほしいと思っています 企画した背景noteは開始以来、内製でソフトウェアを開発・運用しています。これは、知見を社内に蓄積して細部の体験にこだわったプロダクトを提供し、かつ、社員の自律性をベースに変化にも素早く対応できる体制を組

noteのiOSアプリから40%以上あったObjective-Cのコードが消えた

先日ラクマさんでも同様のツイートがありましたが、実はほぼ同時期にnoteのiOSアプリからもObjective-Cのコードが消えました。 ちなみに僕が入社した頃のコード量を見てみましょう。(2020年4月) 1332 text files. 1161 unique files. 459 files ignored.github.com/AlDanial/cloc v 1.92 T=0.33 s (3537.3 files/s, 268815.3 l

君はCircleCIを使い倒しているか!CircleCIの実行時間を半分にした話

こんにちは noteでArchitectureチームに所属しています、GENDOSUです。 CircleCI遅い!!(突然) というのも noteでは今までnoteではCircleCIが遅いという課題があり問題があって、CircleCIが遅くなっていました。しかし、〇〇したことで、解決することができました。今回はその方法について書いていきたいと思います。 noteの構成まず、単に遅いと言っても改善できるのかどうか調べないといけないので 現状と環境の把握をしていきます。

note.comにSvelte製navbarをリリースするまでの流れを報告します

noteでフロントエンドエンジニアをやっているzochang(ことyamagata)です。最近はFall Guysで瞬発力も記憶力も必要としないステージだけ生き生きプレイできることに気づきました。 さて先日note.comのnavbarをSvelte製のコンポーネントでの置き換えが完了しました。 navbarというのはnote.comをブラウザで開いているときに常にページの上部にあるロゴや検索フォームがあるUIです。 なぜしたの?これはnoteのフロントエンドアプリが大き

インシデントフローを整備して自動化しました

こんにちは。kubopです。 先日、インシデントが発生した際のフローを整備して、一部をSlackBotで自動化しました。 今回は、noteのSREチームとQAチームが協業して行いました。 目的MTTRを最小化したい あるインシデントでは、障害検知から対応までの時間が40-50分程度かかっていることがわかりました。 メトリクスや監視による迅速な検知がされているのにも関わらず、実際の対応までにかなり時間がかかっていました。 対応までのフローを固定化し、スムースな橋わたしが出

Notion APIを使ってGitHubのissueをお引越ししてみました

こんにちは。kubopです。 Notionでタスク管理をする際に、GitHubの既存のissueをどうするか、どう移行すれば良いかという問題にあたり、その備忘として記事を書きます。 (備忘録故、綺麗なコードじゃなくて申し訳ないのですが…! 要件issueにある情報をそのままNotionに引き継ぐこと。 ラベル アサイン issueのURL issueの中身(description) issueに投稿されたコメント descriptionはNotionのサブページ

多様なコンテンツをとどける、レコメンドベースのnoteのホームタイムラインをつくる

本記事では、note社内において、レコメンドとパーソナライズをベースにした新しいホームタイムラインのMVP(Minimal Viable Productの意、開発コードネームはHorizon)を開発した経緯や思想とその推移を、エンジニアの観点から書いている。PdM的な観点から書いた以下の記事も参照いただけると幸いである。 想定する読者としては、以下のような読者を想定している。 情報推薦や検索、データマイニング、機械学習の活用に興味があるエンジニア ちょっと賢い機能をコア

noteのMLチームに入って1ヶ月

2022年7月の中旬からnote株式会社の基盤開発グループMLチームに配属されました、むっそと申します。noteに入社して約1ヶ月が経ったので、入社エントリー的なものを書こうと思います。 はじめに入社エントリーって結局N=1な話で「君の話は興味ないねん」って言われたら終わるやつなので、先に目的だけ書きます。 noteにはこんなエンジニアがおるんやなぁとざっくり分かっていただく noteで働いている方に、むっそがどんな奴か分かっていただく エンジニア不足らしいので転職を

noteの機械学習フローを共通化してレコメンデーションで成果をあげた話

こんにちは.noteの基盤開発グループ機械学習チームに所属している安井です.普段は機械学習を活用したシステムの開発から運用までトータルでおこなっています. noteでは記事の分類やレコメンデーションに機械学習を用いて作成されたモデルが使われています.いくつか例を挙げますと,noteに投稿された記事をカテゴリごとにまとめて見るために,記事をカテゴリごとに機械学習で分類しています.また,”あなたへのおすすめ”としてユーザごとにパーソナライズされたおすすめ記事をとどけるためにも機

RでKaggleをやってたらいつのまにかNotebooks Expertになってた

noteのデータエンジニアのigjitです。 私はRが好きで、RでJava VMを実装したりして遊んでいます。最近ではRでKaggle(データ分析コンペ)をやるのが趣味です。 Kaggleのコンペのためにコードを書いて公開していたら、いつのまにかNotebooks Expertになっていました。そしてその過程で、英語が苦手でもなんとかコミュニケーションを取っていこう、という心境の変化が起こりました。その様子を話していこうと思います。 そもそもExpertってなにKaggl